COLUMN連絡網と安否確認

カイランマルとは何か — 平時の連絡網と、有事の安否確認を、ひとつの LINE に

「アプリを入れてください」「ID を発行しました、パスワードを設定してください」。この二言のところで、社内の連絡ツールは止まりがちです。カイランマルは、その手前でつまずかない設計を選んだ連絡ツールです。

執筆: TEDIT(アポマル・カイランマルの開発元)

なぜ、いつもの LINE なのか

新しいアプリを配っても、現場は開いてくれません。専用 ID を発行しても、パスワードは忘れられます。説明のいらない道具だけが、みんなに届きます。

カイランマルは、会社・団体と「はたらく人・会員」をつなぐ連絡ツールです。従業員・会員側の操作は「友だち追加」ただ一度だけ。アプリのインストールは 0、ID の発行も 0、初期費用も 0 円から始められます。会社・事務局に、個人の電話番号やメールアドレスが渡ることもありません。

ひとつの道具に、ふたつの仕事

平時はお知らせと出欠の確認、有事は安否確認。よく見ると、どちらも同じ仕事をしています。伝えて、確認する。

毎日使っている道具だけが、いざという日にも使えます。平時は連絡網、有事は命綱。安否確認の仕組みは法律で直接義務付けられているわけではありませんが、労働契約法第 5 条にもとづく安全配慮義務があり、中小企業庁の「中小企業 BCP 策定運用指針」でも、従業員の安否確認は初動対応の基本とされています。

見える範囲を、あらかじめ絞る

グループ LINE と同じだと思われがちですが、仕組みは分けてあります。公式連絡は 1 対 1 で届き、メンバー同士は互いに見えません。見えるのは表示名だけで、チャット機能はオフに設定して導入します。

出欠・安否の回答はボタンで自動集計され、未回答の人だけを追いかけられます。名簿から外せば配信も止まります。聞き方も、選択肢が最大 13 個までの自由アンケートや、複数グループへの同時配信(両方に所属していても届くのは 1 通)に対応しています。

正直な違い

専用アプリ型の安否確認サービスには、震度と連動した自動発動や GPS での位置情報取得を標準機能として備えているものがあります。カイランマルには、この 2 つがありません。ここは正直な違いとして、そのまま書きます。

発動は手動です。管理者・担当者が状況を見て判断してから送る設計になっています。訓練として配信することもでき、その場合は件名と本文の冒頭に「【訓練】」が付きます。

始め方と、やめ方

料金は自社運用プランで、初期費用 0 円・月額 5,500 円〜(税抜 5,000 円〜、〜100 名)です。LINE 公式アカウントの費用はこれとは別で、お客様と LINE との直接のご契約になります。ただし、開設は無料です。無料の基本プラン(コミュニケーションプラン)では、こちらから送るメッセージが月 200 通まで無料で使えます。配信の人数と回数がその範囲を超える場合に LINE 側の有料プランが必要になりますので、導入前に総額で試算を出します。目安として、100 名で LINE の有料プランを使う場合、LINE 費用まで込みで月 1 万 1 千円(税抜 1 万円)です。

契約に縛りはありません。解約しても LINE 公式アカウントの友だちはそのまま会社に残り、預かったデータは 90 日後に削除されます。

よくある質問

LINE を使っていない人がいる場合はどうなりますか。

その方には届きません。移行期間は、郵送やメールとの併用を想定してください。

震度で自動的に安否確認が始まりますか。

震度に連動して自動で始まる仕組みではありません。安否確認を実行するかどうかの判断は、管理者様の判断として設計しています。管理者・担当者が状況を見て判断してから送ります。GPS での位置情報取得も、カイランマルにはありません。

LINE 公式アカウントは別に契約が必要ですか。

はい。カイランマルの料金とは別に、お客様と LINE との契約になります。ただし開設は無料で、無料の基本プラン(コミュニケーションプラン)なら月 200 通までは費用がかかりません。配信数がそれを超える場合に LINE 側の有料プランになるため、導入前に総額で試算を出します。

出典

  1. 本文の製品説明・逐語の引用・料金は、カイランマル製品ページの公開内容(2026-09-17 時点)に基づいています。安全配慮義務・BCP 策定運用指針への言及は同ページの記載の要旨です。LINE 公式アカウントの無料プラン(開設無料・月 200 通まで無料)は、カイランマル 無料版 はじめかたガイド 第 2 版(2026-09-17 時点)の記載に基づいています。(2026-09-17 確認)
気になることを、聞いてみてください→