無料のプランでも、使える機能は同じ
LINE 公式アカウントの料金プランは 3 つです。月額 0 円のコミュニケーションプラン(無料メッセージ 200 通)、月額 5,000 円・税別のライトプラン(5,000 通)、月額 15,000 円・税別のスタンダードプラン(30,000 通)。初期費用については、公式の料金ページに「初期費用はかかりません。」と書かれています。
はじめに、いちばん誤解されやすいところを。公式の料金ページには「料金プランによって利用できる機能に差はありません。」とあります。無料のコミュニケーションプランでも、あいさつメッセージ・リッチメニュー・応答メッセージ・チャットは使えます。プランが変えるのは「月に何通送れるか」だけです。
もう一つ。無料分を超えて送る「追加メッセージ」を使えるのは、スタンダードプランだけです。コミュニケーションプランとライトプランでは、上限を超えた配信はできません。
何が「通数」に数えられるか
公式の料金ページには「「メッセージを送った回数」×「送った友だちの数」を「通数」としてカウントします。」とあります。100 人の友だちに 1 回送れば 100 通、という数え方です。そして、すべてのメッセージが数えられるわけではありません。
| 通数 | |
|---|---|
| メッセージ配信(一斉配信) | 数える |
| ステップ配信 | 数える |
| チャット画面から絞り込んで送る一斉送信 | 数える |
| LINE チャットの送受信 | 数えない |
| あいさつメッセージ | 数えない |
| 応答メッセージ(自動応答) | 数えない |
| Messaging API の応答メッセージ | 数えない |
※ 2026 年 9 月 30 日に、LINEヤフーの公式の料金ページ・管理画面マニュアル・LINEキャンパス・LINE Developers で確認した記載にもとづきます。
よく使う機能のうち、あいさつメッセージ・応答メッセージ・チャットのやりとりは数えません。「聞かれて返す」分には通数がかからず、数えるのは「こちらから一斉に送る」分だけ、と考えると外しません。
もう一つ、知っておくと安心なことを。ブロックしている友だちなど、実際には届かない宛先は通数に数えられない、と公式の資料に書かれています。
早見表:友だちの数 × 月の配信回数
では、友だちの数だと月に何回送れるのか。公式の学習サイトには「コミュニケーションプランで50人の友だち(ターゲットリーチ)がいた場合、200通までは無料でメッセージが配信できるため、1カ月に4回、友だち全員への一斉配信が可能です。仮に5回目の配信をする場合、有料プランへの切り替えが必要となります。」という例が載っています。この数え方を、友だちの数ごとに並べたのが次の表です。
| 無料(200 通) | ライト(5,000 通) | スタンダード(30,000 通) | |
|---|---|---|---|
| 30 人 | 6 回 | 166 回 | 1,000 回 |
| 50 人 | 4 回 | 100 回 | 600 回 |
| 100 人 | 2 回 | 50 回 | 300 回 |
| 200 人 | 1 回 | 25 回 | 150 回 |
| 300 人 | 0 回(全員には届かない) | 16 回 | 100 回 |
| 1,000 人 | 0 回 | 5 回 | 30 回 |
※ 全員に同じ内容を送る前提で、無料メッセージ通数 ÷ 友だちの数 を計算したものです。公式ページに載っている表ではありません(公式の計算例は、50 人で月 4 回)。ブロックしている友だちは数えられないため、実際はこれより少し余裕が出ます。
目安としては、友だちが 50 人までなら週に 1 回、100 人なら月に 2 回。200 人を超えると、全員へ月 1 回送るのがやっとになります。逆に言えば、50 人ほどの団体で月に数回のお知らせを送るだけなら、無料のままで足ります。
無料の 200 通のままで足りることが多い使い方
- よくある質問に自動で答える運用(あいさつメッセージ・応答メッセージ・チャットのやりとりは通数に数えません)
- 友だちが 50 人までの団体で、月 4 回までのお知らせを送る
- 普段は 1 対 1 のチャットでやりとりし、全員への一斉配信は行事の前だけにする
無料の 200 通で足りなくなったら
上限を超えたらどうなるか。公式の料金ページには「コミュニケーションプランは200通、ライトプランは5,000通を超える配信ができないため、上限を超えてメッセージ配信を行いたい場合、プラン変更(アップグレード)を行う必要があります。」とあります。無料プランとライトプランでは、超えた分を追加で買うことはできません。
プランを変えるタイミングには、上げるときと下げるときで差があります。上げるとき(アップグレード)は「月中でのプランアップグレードに関しては、差額をお支払いいただくことで月中から適用し、差分の通数を付与いたします。」。下げるとき(ダウングレード)は「プランのダウングレードを行う場合は、申請いただいた次月から適応いたします。」と書かれています。行事の多い月だけ上げて、落ち着いたら戻す、という使い方も、公式の学習サイトで案内されています。
なお、スタンダードプランの追加メッセージの単価には改定があり、改定日は 2026 年 10 月 1 日です。改定後は、月 20 万通までが 1 通 3 円、20 万通を超えた分が 1 通 2.5 円(いずれも税別、対象は日本のみ)。無料プランとライトプランでは追加メッセージを送れないため、この改定は関係しません。
足りなくなる手前で、知っておきたいことが 2 つあります。
- 残りの通数が足りないまま一斉配信をするとき、「一部のターゲットへの配信を許可」にチェックを入れた場合は「配信対象の友だちの中からターゲットがランダムに選択されて配信されます」。チェックを入れない場合は「ターゲットが残りの配信可能なメッセージ数を超えた場合に、配信がエラーとなります」と案内されています
- ステップ配信を使っている場合、当月の上限を超えると「利用中のすべてのステップ配信でメッセージの配信が停止します」。プラン変更か追加メッセージ数の上限の変更をしてから、「再開」ボタンで戻します
とくに一つ目は、連絡網のように「全員に届くこと」が大事な用途では気をつけたいところです。誰に届いて誰に届かないかを選べないため、上限には余裕を持たせておくほうが安心です。
見落としやすい落とし穴:カードの決済失敗
最後に、通数とは別の落とし穴を一つ。公式の学習サイトには「クレジットカードでの支払いを選択している場合、「決済失敗」が原因で料金プランが自動的に変更され、利用機能が制限されるケースがあります。」と書かれています。カードの有効期限切れなどで決済に失敗すると、気づかないうちにプランが下がり、送れる通数も減ることがあります。
公式が勧めている対策は、2 枚目のクレジットカードを登録しておくことです。登録しておくことで「予期しない機能制限を防ぎ、継続的な利用が可能になります」と案内されています。担当者や役員が入れ替わる団体では、支払いに使うカードの名義も、引き継ぎの一覧に入れておくと安心です。
まとめ
- 無料のコミュニケーションプランでも、使える機能は有料プランと同じ。違うのは、月に送れる通数だけ
- 数えるのは「こちらから一斉に送る」分。あいさつ・自動応答・チャットのやりとりは数えない
- 通数は「配信回数 × 友だちの数」。友だち 50 人なら月 4 回、100 人なら月 2 回が無料の目安
- 無料プランとライトプランでは、上限を超えて送れない。増やしたい月はアップグレードで月中から、戻すのは翌月から
- カードの決済失敗でプランが下がることがある。2 枚目のカードの登録が、公式の勧める対策
数字は 2026 年 9 月 30 日に公式ページで確認したものです。料金や上限は変わることがあるため、契約の前には公式の料金ページもご確認ください。
送る相手が増えてきたら
町内会や会社の連絡網のように「全員に確実に届いてほしい」お知らせでは、通数の余裕がそのまま安心につながります。TEDIT のカイランマルは、この LINE 公式アカウントの上で動く連絡網の仕組みです。町内会・自治会向けには、50 人まで 0 円でお使いいただける形もご用意しています。LINE 公式アカウントはお客様のご契約になるため、通数の数え方は、この記事のとおりです。
よくある質問
無料のプランだと、使えない機能がありますか。
公式の料金ページには「料金プランによって利用できる機能に差はありません。」と書かれています。プランで変わるのは、月に送れるメッセージの通数です。ただし、無料分を超えて送る「追加メッセージ」を使えるのは、スタンダードプランだけです。
あいさつメッセージや自動応答も、200 通に数えられますか。
数えられません。公式の料金ページには、LINE チャットの送受信や自動応答メッセージなどの機能は無料で活用できる、と書かれています。数えるのは、こちらから送るメッセージ配信です。
友だちが 100 人います。無料のまま、月に何回送れますか。
全員に同じ内容を送る場合、200 通 ÷ 100 人で、月 2 回が目安です。公式の学習サイトには、友だち 50 人なら月 4 回という計算例が載っています。
出典
- LINEヤフー「LINE公式アカウント 料金プラン」(2026-09-30 確認)
- LINEヤフー「【重要:再掲】LINE公式アカウント 追加メッセージ料金改定のお知らせ」(2026-09-30 確認)
- LINEヤフー LINEキャンパス(LINE公式アカウントの料金プランのレッスン)(2026-09-30 確認)
- LINEヤフー LINEキャンパス(LINE公式アカウントの支払いのレッスン)(2026-09-30 確認)
- LINEヤフー「LINE公式アカウントマニュアル|一部のターゲットへの配信を許可」(2026-09-30 確認)
- LINEヤフー「LINE公式アカウントマニュアル|ステップ配信」(2026-09-30 確認)
- LINEヤフー「LINE公式アカウントマニュアル|チャット」(2026-09-30 確認)
- LINE Developers「料金プランとメッセージ通数(Messaging API)」(2026-09-30 確認)