禁止を積むと、がんじがらめになる
「これをしてはいけない」「あれも確認しなければいけない」。そう言ってがんじがらめにしていた時期がありました。結果として、AIは良い成果を生み出しませんでした。
「こうしてくれないか」と聞くと、AIは汲み取る
それよりは「こうしてくれないか」「これできる?」と聞いたほうが、AIは自由に動きます。かつ、こちらの意図を汲み、回り込んで推測して仕事をしてくれるようになります。一を言って十を知る、という感覚に近づいてきました。
言われたことだけでいい、という考え方もある
もちろん、「言われたことだけをやってほしい」という考え方もあります。強い言葉で細かく縛るやり方が合う場面もあるはずです。ここは、どちらか一方だけが正しいとは書きません。
それでも頼み方を変えた理由
わたしたちは非常にめんどくさがりで、効率を重視しています。
- 「これやっといて」「これできる?」で「やりました、終わりました」というやり取りのほうが好みです。コミュニケーションとしても、強い言葉を使うのは好みません。
- そうやって育てたAIは、良い成果を残してくれると感じています。
縛る言葉を増やすほど、返ってくるものは狭くなる
縛る言葉の数を増やすほど、返ってくるものは狭くなります。禁止を積むのではなく、頼み方を変えること。これは「やさしく言えば精度が上がる」という話ではありません。「してはいけない」を積み上げると、動ける幅が消えるという、指示の作り方の話です。
よくある質問
強い言葉を一切使わなければいいのですか。
「言われたことだけをやってほしい」という考え方もあります。細かく縛るやり方が合う場面もあるはずです。どちらか一方が正しいという話ではありません。
「こうしてくれないか」と聞くだけで、意図は伝わりますか。
わたしたちの実感では、禁止で縛るより、意図を汲んでもらえる場面が増えました。ただしこれは実感の話で、測った数字ではありません。
めんどくさがりでも頼み方を変えられますか。
わたしたちがそうでした。効率を重視する人ほど、細かい禁止を積むより、聞き方を変えるほうが向いているかもしれません。
出典
- 本文は、TEDIT代表の実体験をもとに、言い回しを整えたものです。数字による効果測定は行っていません。(2026-09-17 確認)