いまの朝
運転者が検知器に息を吹き込み、表示された数値を紙の記録簿に書き写します。管理者が紙を受け取り、日付と名前を確かめて、確認者の欄に自分の名前を書きます。月末には紙の束を Excel に打ち直し、翌朝また同じ紙を探すところから始まります。
判定はしません
ここがこの機能でいちばん大事な約束です。判定はしません。数値を機械が読むこともしません。「確認済み」にするのは、いつも人です。「OK」「運転可」「問題なし」に当たる言葉は、製品からは出ません。
酒気帯びの確認と運転の可否は、法令で安全運転管理者の仕事と決められています。機械が先に「大丈夫」と言ってしまうと、確認したのは誰なのかが後から曖昧になります。管理画面には常時、次の一文を出しています。「本機能は記録の支援です。酒気帯びの確認と運転の可否は安全運転管理者が行います」。
写真を送るだけの仕組み
運転者は、検知器の表示を撮って LINE で送るだけです。管理画面に記録が残り、その日の一覧が未報告・受付済み・確認済みの状態別に並びます。写真は拡大して見られます。管理者が「確認済み」を押すと、確認者名と指示事項をその場で入力できます。押し間違えても、押したあと 3 秒の猶予があり、3・2・1 とカウントダウンが出る間なら取り消せます。
事務所に置いた共有の 1 台でも、運転者ご自身のスマホでも使えます。共有の 1 台では、最初に「どなたですか」を選び、点呼の項目に答え、車両を選んでから写真を送るので、同じ端末から続けて 3 人が送っても、記録は 3 人ぶんに分かれます。
以下は法令の話で、製品の機能の説明ではありません
安全運転管理者の選任は、乗車定員 11 人以上の自動車 1 台以上、その他の自動車 5 台以上を使用する事業所(いわゆる白ナンバーの事業者)が対象です。業務には、目視等の確認に加えてアルコール検知器を用いた確認、確認内容の記録と保存、検知器の常時有効保持、運転日誌の備え付けと記録が含まれます。確認の時期は、個々の運転の直前・直後にその都度でなくてよく、業務の開始前や出勤時、終了後や退勤時に行うことで足ります。保存期間は 1 年間です。
使い方と料金
その日の記録は CSV で取り出せます。列は、運転者・自動車登録番号又は識別記号・受信日時・確認の方法(写真・運転者ご本人の申告)・確認者名・確認日時・酒気帯びの有無・管理者が入力した数値・指示事項です。実際の書き出しと同じ形の、架空のサンプルも配っています。
料金はオプションとして月 2,200 円(税抜 2,000 円)で、どのプランにも追加できます。無料版(50 人まで 0 円)に追加する場合は、初期費用 0 円・月 2,200 円(税抜 2,000 円)だけです。アルコールチェック記録表と運転日報の無料テンプレートも、登録不要で配布しています(A4 横・1 枚 12 件、Excel と PDF の 2 形式)。列は、警察庁の Q&A と道路交通法施行規則が挙げている記録項目の語順のままです。
よくある質問
判定はしてくれないのですか。
しません。数値を機械が読むこともしません。「確認済み」にするのは、いつも人です。判定と運転の可否は、法令で安全運転管理者の仕事と決められているためです。
共有の端末を複数人で使うと、記録が混ざりませんか。
混ざりません。送信の前に「どなたですか」を選ぶ順番になっているので、同じ端末から続けて送っても、記録は人ごとに分かれます。
押し間違えたときはどうすればいいですか。
押したあと 3 秒の猶予があります。3・2・1 とカウントダウンが出る間なら取り消せます。
出典
- 本文の製品説明・法令の記載・料金は、カイランマル製品ページの公開内容(2026-09-17 時点)に基づいています。法令部分は、同ページが出典として挙げている警察庁「安全運転管理者の業務の拡充等」の記載の要旨です。(2026-09-17 確認)